タイでJICAミッションしてきました。
昼間は暑いけど、夕立後は涼しい気候でした。
日本の日々の温度差の方が体にこたえます、はっぴぃです。
ウボンラチャターニー県のワーリンチャムラープ市の焼却場です。
数年前に入れたロータリーキルンは壊れて止まっていました。
排ガス冷却、バグフィルターまで装備しています。
壊れた原因は、乾電池とのことでした。
建屋に入っていて、この傷みの進行は珍しい。
建屋のすみに、使っている焼却炉がありました。
ある程度まとめて入れて燃え終わったら再投入する炉です。
一次炉の上部のダクトに小さなバーナがついています。
上部のダクトを二次炉とすれば、小さ目な二次炉です。
燃焼用空気は予熱して入れているようでした。
煙突からは、うっすら煙が見えています。
焼却炉のオペレーターが、煙を見て、燃焼用空気のダンパを開閉しています。
一次炉、二次炉ともに500-600℃位です。
ダイオキシン生成には丁度いい温度です。
タイの医療廃棄物処理は、保健省管轄です。
保健省では、一次炉760℃以上、二次炉1000℃以上で焼却することとしています。
現場はこんなもんなんですね。
煙突からの排ガス規制は天然資源環境省で決められています。