株式会社キンセイ産業

  • 2017.06.13

    タイでJICAミッションしてきました。
    昼間は暑いけど、夕立後は涼しい気候でした。
    日本の日々の温度差の方が体にこたえます、はっぴぃです。

    ウボンラチャターニー県のワーリンチャムラープ市の焼却場です。
    数年前に入れたロータリーキルンは壊れて止まっていました。
    排ガス冷却、バグフィルターまで装備しています。
    壊れた原因は、乾電池とのことでした。
    建屋に入っていて、この傷みの進行は珍しい。

    建屋のすみに、使っている焼却炉がありました。
    ある程度まとめて入れて燃え終わったら再投入する炉です。
    一次炉の上部のダクトに小さなバーナがついています。
    上部のダクトを二次炉とすれば、小さ目な二次炉です。
    燃焼用空気は予熱して入れているようでした。
    煙突からは、うっすら煙が見えています。
    焼却炉のオペレーターが、煙を見て、燃焼用空気のダンパを開閉しています。
    一次炉、二次炉ともに500-600℃位です。
    ダイオキシン生成には丁度いい温度です。
    タイの医療廃棄物処理は、保健省管轄です。
    保健省では、一次炉760℃以上、二次炉1000℃以上で焼却することとしています。
    現場はこんなもんなんですね。
    煙突からの排ガス規制は天然資源環境省で決められています。

    保管庫

    保管庫

    フローシート

    フローシート

    ロータリーキルン壊れています

    ロータリーキルン壊れています

    ロータリーキルンの排ガス処理

    ロータリーキルンの排ガス処理

    投入前の感染性廃棄物

    投入前の感染性廃棄物

    焼却炉 一次炉

    焼却炉 一次炉

    二次炉

    二次炉

    煙突

    煙突

    操作盤

    操作盤

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